中村俊輔
イタリアでの3シーズン目を過ごしている中村。
レッジーナでそれなりに実績を残し、そして、日本代表ではかなりの存在感を示している。
去年のアジア杯では、最優秀選手にも輝いた。
世界での日本人の評価でいえば、やっぱり1番は、なんだかんだいってもフィオレンティーナの中田英寿。次がフェイエノールトの小野。その次あたりが、中村だろうか?
それほどの選手ではあるが、レッジーナで絶対的な存在というワケではない。
これは、アジアのレベルが低いと見るべきか、それともセリエAのレベルが高いと見るべきか・・。
俺が思う答えはそのどちらでもないが、唯一、今、中村に欠けているのはゴールだと思う。
残念ながら、レッジーナでの中村は今季1得点。
セットプレーの精度や、テクニックでは光るものを見せるのだが、得点の臭いがしない。
特にセリエAでは、勝利至上主義のサッカーが横行しているのもあり、MFといえどもやはりゴールを決めなくては評価を得ることができない。
今の中村は、テクニックはあるがパンチ力の無い、線の細いMFとの評価が妥当だろう。
相手から見れば、フィジカルの強いパワフルなボランチをマークにつければ抑えられると思うだろう。
本人も意識している、流れのなかでのゴール。
量産できるようになれば、アジアの偉大な選手として中田英寿と肩を並べるくらいの評価に繋がっていくと思う。
中村が、アシストもできる。テクニックもある。そしてゴールもある。
といった選手になれば、自ずとビッグクラブからオファーは来るだろう。
中村は、良いFWがいればもっともっと輝きを増す選手だ。
世界の1流FWを自在に操る俊輔をみたい。マジで。
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