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主将の気迫  愛媛戦  ★栃木SC★

試合開始早々、相手選手を倒した只木が主審から注意を受けていた。
多分、

「少しラフだよ。気をつけて。」

くらいに注意を受けたのだろう。
この時少し嫌な予感がした。
程なくして、また只木が相手を倒す。主審が人差し指を立て、只木に小走りで近づく。

「もう一回やったらイエローだ。」

主審はそう言ってる様に思えた。
この時点で只木は、主審に目を付けられちゃったな、と思った。
そして、再々々度相手選手を倒してしまった只木にイエローが出た。
警告を受けるような、激しいファールではない。しかし、主審が試合をコントロールする為のイエローだったと思う。
時間帯も早かったので、残り時間内で退場になるという事も、俺の頭をよぎった。

それだけは勘弁してくれ。

そう願いながら経過を見守る。
でも、その不安が現実になった。

1-1で迎えた前半ロスタイム。
ゴール前の混戦から、相手が押し込む。ゴールの中にいたのは原ではなく只木だった。
おそらく入っていたであろうゴール。
主将のこの試合への気持ちが手に出たのか?
原に当たった為に、若干緩やかになったボールが只木の手に当たり、ゴールラインの外に落ちた。
故意とも事故ともみれるプレーだったが、主審は赤い紙を掲げ、栃木の主将をピッチ外に追いやった。
結果、相手にPKが与えられ、それを決められてしまう。
数的不利になった上に、逆転されて前半を終える。考えられる最悪のパターンだった。

でも、この失点させまいとした只木のプレーは選手に、サポーターに確かに伝わったはずだ。
その証拠に、ハーフタイムにサポーターの間では悲観的な言葉は一つも出てこなかったし、

「絶対に点を取らせる!」
とか
「後半3点とって勝とうぜ!」
とか、栃木を勝利させる事しか頭には無かった。
シゲルさんも
「アイツラは、この試合勝ったって絶対思ってるから、そこに隙があるんだよ!3点とって勝とうぜ!」
と俺たちを勇気付けてくれた。

後半の栃木は、1人少ないとは思えない、素晴らしい動きをした。
ピッチに立っていた全員素晴らしかったが、あえてあげるのならば山崎と種倉だ。
山崎は、本当にヘディングが強かった。
最初から最後まで、殆ど競り勝っていたし、後半最後点を取りにくる愛媛のロングボールをことごとく跳ね返していた。
チームにもフィットしたようで安心して見ていられたし、存在が心強かった。

種倉は、相変わらずの献身振りで見ていて感動すらした。上下に動き左右にカバーする。
ホントに素晴らしかった。2人に囲まれながらも巧みに突破しクロスを上げる。
そのスタミナには脱帽だ。


試合後にマッチデープログラムに出ていた只木のコメントを思い出した。

「チームの状態はいいんです。勝ちなれていないだけ。だからソニー戦は重要です。ここで勝てれば劇的に変わるはず。」
そう言っていたソニー戦に勝利。

そして思った。
だからこそ、只木はアグレッシブだったんだと。
結果的に退場になってしまったが、己の犠牲と引き換えに栃木の気持ちを一つにしてくれた。
改めてウチの10番は、主将は偉大だと感じたよ。今日は。

そしてその主将の言うとおり、劇的にチームは進化した。
さぁ、上位陣との連戦が続くけど、全部勝つつもりで行こう!

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コメント

今は引っ越してしまって、街中ではないんですよ。
スタジアムで是非お会いしたいですね!

投稿: exp | 2005.05.10 10:04

え~凄い偶然ですね!!! って事は家も近所なんですね? 蔵八好きといい話が合いそうですね。 

投稿: ファントム | 2005.05.09 21:10

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