日本代表

No! Zico? Yes! Zico?

勝つには勝ったが今日のゲームはジーコの起用法に不満が残った。
先制し、後半に追いつかれる展開になった訳だが、後半の立ち上がりから、追いつかれるまでの時間帯にどうして何も手を打たなかったのか。
あの時間帯の日本はあきらかに、リズムを失っていた。
どうしてリズムを変えようと動かないのか、TVを見ながら不満に感じていた。
そして、追いつかれてから慌てて高原と中村をほぼ同時に投入する。タイミング的には遅いと思う。
あの時間帯、必要だったのはボールキープ。
高原を前におき、キープしても良いし、中村を入れてボールの落ち着きどころを作っても良かった。
それのどちらもしなかった。

ジーコは本当に神がかり的な運の持ち主なのかもしれない。
1次予選のオマーン戦しかり、アジア杯しかり・・・。
崖っぷちまで追い詰められるが、最後に結果が必ずついてくる。
結果が出ているから、ジーコに懐疑的な人も強く言えない。
結果にぼやかされてしまっているが、今のジーコの采配はどうなんだろう?
アジア杯まではジーコ肯定派だったが、この試合を見てどちらでもなくなってしまった。
ジーコJAPANで、大丈夫だろうか?
なんかイラン戦不安になってきた。

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Road to 2006

ついに明日、W杯アジア地区最終予選が始まる。
8年ぶりに味わう、期待と緊張。
見る立場の俺でさえ、鳥肌が立つような感覚になる。
選手や監督の心境とはどんなものなのか?
想像もつかない。

8年前の予選は、初出場を決めたフランスW杯の予選だった。
カズのゴールラッシュで始まった最終予選。
山口の芸術的ループで先制しながら、逆転負けを喫した国立での韓国戦。
ロスタイムで引き分けに持ち込まれ、加茂監督が更迭されたカザフ戦。
ふがいない引き分けに終わり、試合終了後にサポーターが、選手バスを取り囲んだ国立でのUAE戦。
韓国に乗り込み、アウェイ13年ぶりの勝利を果たした韓国戦。
そして、ご存知ジョホールバルの歓喜・・・。
全てが、ついこの前の事の様に思える。
8年というのは、長いようで短いということだろうか・・。

今度の予選も、俺たちが想像もつかないシナリオを、神様は用意しているかもしれない。
いずれにせよ、どんな脚本家が書こうと思っても書けないような、ドラマティックなシナリオになるだろう。
勿論、日本代表は予選を突破する。絶対に。
明日はアジア王者の力を、誇りを示す試合だ。
そして、力強くジーコJAPANは発進するだろう。

すべては、Road to 2006へと・・・・。


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国内組のプライド

シリア戦を3-0で終えた日本代表。
まぁ、最終予選に向けてとてもよい調整をしたように思う。

でも、調整どころじゃない選手もいる。
特に海外組とポジションを争っている選手は尚更だ。
ボランチの遠藤は、稲本、小野、そしてマルセイユへ移籍の決まった中田浩二、更に福西という面々とポジション争いをしなくてはならない。
そして、ジーコJAPANにおいて絶対的なブランドになっている中田英寿と中村俊輔と争っている小笠原。

こういう背景のせいか、この2人の今日の試合のモチベーションは凄く高いように感じた。
実際に小笠原はこうコメントしている。
「こっちは合宿をして調整している中で、試合前日に合流した選手が、試合に出ているのを見るのは面白くない」
小笠原の気持ちは当たり前だと思う。
海外組というだけで、試合にでれる状況が少なからずジーコJAPANにはあった。
それが良いのか悪いのか賛否は分かれると思う。

北朝鮮戦には、是非、この2人を使って欲しいし。
今日の出来を見る限りは使うべきだと俺は思う。
海外組は、リーグ戦を終えてからの合流になる為に、日程的にも相当きつい。
おそらくコンディションは悪い状況での合流になると思う。
それを考慮するならば、この2人を使って、海外組にも危機感を持たせた方がチーム内に良い影響を与えると俺は思う。
さて、2月9日のスタメンが楽しみだね。

俺の予想はこんな感じ。

GK川口
DF宮本
DF中沢
DF松田
MF三都主
MF加治
MF稲本
MF遠藤(福西)
MF小笠原(中村)
FW高原
FW鈴木

さて、当たるでしょうか??

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